Speech (音声)
Windows Speech Input などの音声入力プロバイダーは、コントローラーを作成しませんが、代わりに認識時に音声入力イベントを発生させるキーワードを定義することができます。Input System Profile の Speech Commands Profile は、認識するキーワードを設定する場所です。各コマンドでは次のこともできます:
- マップする input action を選択します。この方法では、たとえば、キーワード Select を使用して、マウスの左クリックと同じアクションにマップすることにより、左クリックと同じ効果を得ることができます。
- 押されたときに同じ音声イベントを生成する key code を指定します。
- UWP アプリで使用される localization key を追加して、アプリのリソースからローカライズされたキーワードを取得します。
音声入力のハンドリング
Speech Input Handler
スクリプトは、UnityEvents を使用して音声コマンドを扱うために、GameObject に追加することができます。Speech Commands Profile で定義されたキーワードのリストが自動的に表示されます。
オプションの SpeechConfirmationTooltip.prefab を割り当てることによって、認識時にアニメーションする確認用ツールチップ ラベルを表示することができます。
別の方法として、開発者はカスタム スクリプト コンポーネントに IMixedRealitySpeechHandler
インターフェイスを実装することにより、音声入力イベントを扱うことができます。
サンプルシーン
MRTK/Examples/Demos/Input/Scenes/Speech
の SpeechInputExample シーンでは、音声を扱う方法を見ることができます。また、IMixedRealitySpeechHandler
を実装することにより、自分のスクリプトで直接音声コマンドを聞き取ることができます(event handlers の表を参照してください)。