診断システム (Diagnostics System) の構成
General Settings (一般的な設定)
Enable verbose logging (詳細ログの有効化)
MRTK の詳細ログを有効にするかどうかを示します。デフォルトでは false ですが、 MRTK チームが問題のデバッグや調査をするための詳細なトレースをとるために有効にできます。 例えば、issue を送るときに Unity プレイヤーのログ(エディターからでもプレイヤーからでも)を添付することで バグや issue の原因を絞り込む助けになります。
このオプションは診断システム (Diagnostics System) が有効かどうかとは独立していることにご注意ください。 ログに関するオプションのため診断システムの下に表示されていますが、MRTK 全体のコードベースにわたるログに影響するため より高いレベルで動作します。
Show Diagnostics (診断の表示)
診断システムが設定された診断オプションを表示するかどうかを示します。
無効にすると、設定されたすべての診断オプションが非表示になります。
Profiler Settings (プロファイラーの設定)
Show Profiler (プロファイラーの表示)
ビジュアル プロファイラー (Visual Profiler) を表示するかどうかを示します。
Frame Sample Rate (フレーム サンプル レート)
フレームレート計算用にフレームを収集する時間 (秒単位) 。範囲は 0 ~ 5 秒です。
Window Anchor (ウィンドウ アンカー)
プロファイラー ウィンドウをビュー ポート (view port) のどの部分に固定するかを設定します。デフォルト値は下中央です。
Window Offset (ウィンドウ オフセット)
ビュー ポート (view port) の中心からビジュアル プロファイラーを配置するまでのオフセット。オフセットは Window Anchor (ウィンドウ アンカー) プロパティの方向です。
Window Scale (ウィンドウ スケール)
プロファイラー ウィンドウ (profiler window) に適用されるサイズ乗数。たとえば、値を 2 に設定すると、ウィンドウのサイズが 2 倍になります。
Window Follow Speed (ウィンドウ追従スピード)
ビュー ポート (view port) 内の可視性を維持するためにプロファイラー ウィンドウを移動する速度。
プログラムによる診断システムの制御
実行時に診断システムとプロファイラーの表示を切り替えることもできます。 例えば、以下のコードでは、診断システムとプロファイラーを非表示にします。
CoreServices.DiagnosticsSystem.ShowDiagnostics = false;
CoreServices.DiagnosticsSystem.ShowProfiler = false;