HTK2017 から MRTK v2 への移植ガイド
コントローラー入力およびハンド入力
セットアップと設定
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HTK 2017 |
MRTK v2 |
型 |
関連する入力タイプの情報を含む、ボタンに対する特定のイベント |
イベントを介して渡される、動作 / ジェスチャ ベースの入力 |
セットアップ |
シーン内に InputManager を配置します。 |
Configuration Profile 内の input system を有効にし、 input system type の詳細を設定します。 |
設定 |
シーン内の個々のスクリプトのインスペクターで設定されます。 |
以下に示す Mixed Reality Input System プロファイルおよび関連するプロファイルによって設定されます。 |
関連するプロファイル:
- Mixed Reality Controller Mapping Profile
- Mixed Reality Controller Visualization Profile
- Mixed Reality Gestures Profile
- Mixed Reality Input Actions Profile
- Mixed Reality Input Action Rules Profile
- Mixed Reality Pointer Profile
Gaze Provider の設定はシーン内の Main Camera オブジェクト上で変更されています。
Windows Mixed Reality Device Manager などのプラットフォーム サポート コンポーネントは、対応するサービスのデータ プロバイダーに追加する必要があります。
インターフェイスおよびイベントの対応付け
一部のイベントに関しては固有のイベントがなくなり、MRTK v2 ではMixedRealityInputAction に含まれます。
これらの動作は Input Actions プロファイルで指定され、Controller Mapping profile 内で特定のコントローラーやプラットフォームに対応付けされます。OnInputDown
のようなイベントは MixedRealityInputAction タイプをチェックする必要があります。
関連する input systems:
カメラ
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HTK 2017 |
MRTK v2 |
セットアップ |
Main Camera を削除し、MixedRealityCameraParent / MixedRealityCamera / HoloLensCamera プレハブをシーンに追加します。 あるいは Mixed Reality Toolkit > Configure > Apply Mixed Reality Scene Settings というメニューを使用します。 |
Main camera オブジェクトの親オブジェクトが MixedRealityPlayspace となるように、 Mixed Reality Toolkit > Add to Scene and Configure... を使用します。 |
設定 |
Camera の設定は、プレハブ インスタンスにて行います。 |
Mixed Reality Camera Profile にて Camera の設定を行います。 |
音声認識 (Speech)
キーワード認識
音声ディクテーション (Dictation)
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HTK 2017 |
MRTK v2 |
セットアップ |
DictationInputManager をシーンに追加してください。 |
Dictation のサポートには、Windows Dictation Input Manager などのサービスを、input system のデータ プロバイダーに追加する必要があります。 |
イベント ハンドラー |
IDictationHandler |
IMixedRealityDictationHandler IMixedRealitySpeechHandler |
空間認識・空間マッピング (Spatial awareness / mapping)
メッシュ (Mesh)
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HTK 2017 |
MRTK v2 |
セットアップ |
SpatialMapping プレハブをシーンに追加します。 |
Configuration Profile 内の Spatial Awareness System を有効にし、 Windows Mixed Reality Spatial Mesh Observer などの空間オブザーバーを Spatial Awareness System のデータ プロバイダーに追加します。 |
設定 |
インスペクター内でシーン インスタンスを設定します。 |
それぞれの空間オブザーバーのプロファイルを設定します。 |
平面 (Plane)
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HTK 2017 |
MRTK v2 |
セットアップ |
SurfaceMeshesToPlanes スクリプトを使用します。 |
未実装の状態です。 |
空間理解 (Spatial Awareness)
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HTK 2017 |
MRTK v2 |
セットアップ |
SpatialUnderstanding プレハブをシーンに追加します。 |
未実装の状態です。 |
設定 |
インスペクター内でシーン インスタンスを設定します。 |
未実装の状態です。 |
移動境界 (Boundary)
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HTK 2017 |
MRTK v2 |
セットアップ |
BoundaryManager スクリプトをシーンに追加します。 |
Configuration Profile 内の Boundary Systemを有効にします。 |
設定 |
インスペクター内でシーン インスタンスを設定します。 |
Boundary Visualization profile 内にて設定します。 |
シェアリング (Sharing)
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HTK 2017 |
MRTK v2 |
セットアップ |
Sharing service の場合: Sharing プレハブをシーンに追加します。 UNet の場合: SharingWithUNET example を使用してください。 |
更新中の状態です。 |
設定 |
インスペクター内でシーン インスタンスを設定します。 |
更新中の状態です。 |
UX
ユーティリティ (Utilities)
一部のユーティリティは、ソルバー システムと重複するように調整されています。 必要なスクリプトが見つからない場合は、問題を報告してください。